おはようございます
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖(くりやまようこ)です。
昨日は三男の
専門学校入学式でした。
中高一貫の男子校に通い
同級生のほとんどは
四年制大学に進学したのですが
大学受験だけは
高二の時に本人がしないと決め
今回の専門学校進学は
かなり早くから決まっていました。
「専門学校に行くなら
コンピュータとかゲームの
学校に行けば?」には NO。
「それじゃ、小さい子が
好きなんだから保育士は?」
それもNOで
会計のコースをとっていたのです。
それで昨日の入学式が
近づいて来たのですが
その前にオリエンテーションがありました。
帰宅してから一気に暗くなって来て
学校に行きたくない
オーラが出始めました。
彼の場合中高6年間のうち
学校行きたくないオーラは
ずいぶんでていて
大勢に影響ないやという日は
自主的に休ませるということも
あったのですが
さすがに専門学校なら
ワガママ言うな!
行かないなら
辞めて就職しなさい
という気分もあったのです。
昨日は入学式に向かう
車中からポツポツとその話が
出始め、、、
式典は親子が分けられてしまうので
「入学式は来たけど
来週の月曜から授業ちゃんと行くのかな」
とモヤモヤしながら参列。
式後、夫、三男、私と3人で
レストランで昼食をとりながら
またポツポツと話しあい、、、
帰宅途中の車の中で
「たしかに入学式したけど
授業開始は月曜日から。
教材も受け取ってないし
ダメ元で保育士のコースに
変更できないか聞いてみたい。」
それで午後、学校に向かい
先生を呼び出してもらって
「コースを変えたい」という
想いを息子が自分の言葉で
語りました。
ここでジェンダーを持ち出したら
おかしいでしょうが、
男の子が会計士コースから
保育士コースへの変更を
希望すると言うのは
学校側も面食らったようです。
担当の先生も
「本気かどうか」をじっくり
汲み取ってくださいました。
それで結果
一緒に入学式をしたけれど
学校としては別となるのですが
学費をまるごとスライドで
保育士専門学校に
「転校措置」をとっていただきました。
まずは言ってみるものです。
(ダメなら1年会計士コースで勉強して
あらためて保育士コースに入学し直す
という選択肢も親子で想定していました)
保育士コースにしたことで
三男の「当たり前」が
ガラッと音を立てて
変わるところを
目の前でみせてもらいました。
✅保育士コースは
人前で歌ったり踊ったり
劇をしたりする活動が
年に何回もある
✅コミュニケーションがすごく大事
寝食をともにするキャンプや
スポーツフェスティバルには
率先して参加する
✅子どもが歌うメジャーな曲に
キーボードで伴奏をできる程度には
楽譜が読めてキーボードも弾けるように
しなくてはいけない
✅男子の同級生は3名。
圧倒的に女子ばかりのクラスに
入って行かなければいけない
その全部に三男が
しっかりうなずいて
返事していました。
学校での手続きを終えて帰宅してから
近所のヤマハにレッスンについて
聞きに行っていました。
三男は声が低いので
「ハキハキ」話すように
気をつけるようになりました。
次男から「清潔感が大事」と
言われるとすぐに
髪を切りに行く、と
予約を入れました。
保育士コースに行く、と
決めたことで
会計のコースにしていた間
受け身になっていた三男が
すべて「自分から」動くように
なったのです。
これには唸ってしまいました。
我が家の3人息子
それぞれに個性的です。
浪人、留年の果てに
親の金を使いまくって
「ただの放蕩息子ではないか?」と
散々悩ませた挙句
今はバリバリのサラリーマンに
なっている長男
有名大学に現役合格したのに
あまりにユニークな就活のために
もしかしたらプー太郎に
なってしまうかもしれない次男
そして入学式当日に
転校する、という
大どんでん返しを
やってのけた三男
はからずも三男にささやかれたのは
「うちの子たちってみんな
まっすぐじゃなくて
どっかで折れ曲がってるね」。
そうかもしれない。
だけど
気のすむまでやってごらん。
と感じました。
今までもこれからも
母は見守るしかできない。
そして「心のブロック解除」があるからこそ
「そんなバカなことするんじゃない」とか
「こうあるべき、こうするべき」って
言わないで済んでる自分が
誰よりも一番
心のブロック解除しているなあと
感じます。
さて、子育てに正解はない
ほんとうにそうなのですが
心に嵐の吹き荒れる渦中では
不安でいっぱいなのが現実です。
まだブロック解除を受けたことのない方
個別でじっくり向き合いたい方のために
週明けには来月の予定を出しますので
楽しみにしてくださいね!